2017年11月12日日曜日

東南アジア旅行記⑬ カンボジア編 ~Danger!! Mines!!地雷博物館へ!!~

こんにちは!テリーです!!

今回は、地雷博物館に行ってきます!!

カンボジアは世界で埋まっている地雷が多い国。

地雷の撤去が進んでいるが、それでもまだたくさんの地雷がこの国にあります。

日本では地雷にビビりながら道を歩くということはありませんが、カンボジアではこれが現状です。

僕はその現状を知るために地雷博物館へ行きたいと思います。

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この写真に写っているのは撤去した地雷です。

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この立て札があると、地雷が近くにあるということです。

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 分かりづらいと思いますが、この写真の中に地雷が隠れています。

カンボジアに何で地雷がいっぱいあるかというと、ベトナム戦争やポル・ポト政権時の内戦が原因です。

カンボジアに埋まっている地雷の数は、600万個以上。

現在は人が住む地域と地雷地域を分けており、地雷の被害者は徐々に減ってきていますが、まだまだ被害はなくなりません。

そもそも何で地雷をこんなに埋めたの?という疑問があると思います。

その理由は、地雷を製造が簡単で3ドル(300円)で作ることや「人を殺すこと」ではなく、「怪我を負わせること」ができるからです。

安く作れることは理解できますが、何故「怪我を負わせること」がメリットだと思いますか?

それは、殺してしまうよりも負傷させたほうが敵兵力を奪うことにつながるからで、さらに障害者が増えれば働けない人々が増え、相手の経済力が低下するからです。

戦時中は優れた兵器だったのかもしれません。

しかし、地雷の撤去には製造時の何十倍のコスト、人手、リスクが必要で、今となっては負の遺産です。

その悪魔の兵器である地雷撤去に国際的な援助を受け、地雷は確実にカンボジアから減っています。

ただ、地雷が減ってくるとカンボジア政府に入る援助金も減ってくるので、地雷撤去を推進する組織は政府に何度も圧力を受けているみたいです。

この地雷博物館も圧力を受け、最初に建てた場所から強制撤去させられたそうです。

こんな現実を聞くと日本人は何にも知らずに平和にダラダラ生きているんだなと心が居たくなりました。

些細なことだけど、現実を知れて良かったです。

シェムリアップへ来た際は、一度行った方が良いと思います。

では、また!!


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