この日は、王宮に行く予定です。
まず、地下鉄に乗り、フアランポーン駅へ。

ここで、またもやタイの洗礼を受けます(´;ω;`)
トゥクトゥクドライバーがしつこく乗らないかと話しかけてきます。

僕は、王宮周辺にあるワット・アルンに行きたいのですが、川を渡る必要があり、水上タクシー乗り場に行こうと思っていました。

しかし、水上タクシーの乗り場までの行き方をわからず、トゥクトゥク運転手についていくことにしました(笑)
すると、運転手が言いました。
運転手「2000バーツでツアーはどうだ?」
テリー「高いし、ツアーは必要ない!」
運転手「でも、すごくいいよ?」
テリー「いやだって!!」
運転手「わかった。どこまで行く?」
地球の歩き方に乗っている水上タクシー乗り場を指差し
テリー「ここへ連れていって!」
運転手「OK。さあ乗れ。」
テリー「いくらするの?」
運転手「1000バーツ」
テリー「安くして!」
タイでは日本と違い、何でも値段交渉しなければなりません。
しかし、僕は不覚にもトゥクトゥクの相場を知らずに値段交渉に入りました(笑)
値段交渉の基本はネット言い値の半分くらいが良いと書いてあるのを思い出し、
テリー「とりあえず500バーツ」
運転手「OK」
本当は100バーツもしないのだが、相場を知らない僕は半額になったので満足し、承諾してしまった(泣)
この時の僕をぶん殴りたいです(笑)
さらに、ぼったくられたこと知らずにトゥクトゥクに乗っている僕は、この後も盛大にぼったくられることを知らなかった...
トゥクトゥクに連れていかれた場所は、僕が行った場所と違う所だった。
運転手「ここで降りろ。」
テリー「え!?」
降りろと指示された場所は、水上タクシーの乗り場と呼べる雰囲気の場所ではなく、超怪しい木でできた乗り場だった(笑)
運転手「ついてこい。」
僕は絶対ヤバところだと本能で感じ取ったが、このクォリティーがタイでと思ったので言われるがままについて行ってしまった。
なんと、そこには怪しい事務所的な場所が併設されており、そこに監禁され、ツアーを組めと強要される事態に陥ります(笑)
テリー「あ、やべ(笑)」
監禁された状態から受付のタイ人お姉さんの極悪セールスが始まります。
極悪お姉さん「2000バーツのツアーに参加するよね?」
テリー「そんなお金はない!!(僕の財布の残金1030バーツ)安くならないの?」
極悪お姉さん「いくらがいいの?」
テリー「100バーツ」
極悪お姉さん「はぁ?」
お姉さんに盛大にキレられます(笑)
テリー「ごめん、やっぱり700バーツ...」
実は、水上タクシーは20バーツほどなのですが、この時も相場を知らず、物凄い高い額を僕が提示してしまいました((+_+))
極悪お姉さんはこんなJapanese Boyのボンボンならもっと取れると確信されます。
極悪お姉さん「ダメ!!1000バーツより下げれない。1000バーツね。」
最初の言い値よりかなり減ったので、僕のほぼ全財産を払ってしまいます(泣)
この時点で僕はお寺を観光するお金なんて持っていません(笑)
完全にアホですね(笑)
その貴重な1000バーツで乗った船はこちらです。

前の中国人観光客も騙されていたみたいです(笑)
冷静に考えれば、最初のトゥクトゥクドライバーと極悪お姉さんたちはグルだったみたいです。
トゥクトゥクドライバーとぼったくり水上タクシーのぼったくり連携奥義により、このときの全財産は30バーツです(笑)
宿に戻ればお金はあるのですが、宿に戻るまで我慢です(泣)
船で王宮周辺の船乗り場に付き、そこでお坊さんの乗っているちゃんとした船を見つけます。
その船の値段が10バーツという事実を知りました(笑)
相場の100倍でぼったくられたってヤバいですね(泣)
このときの気持ちは、女の子に振られる以上にショックでした( ゚Д゚)
開き直るしか手段ない僕は、王宮を外から見ることでその日の目的を達成することを決意します。


王宮の外から建造物を眺めても、虚しさと憎しみしか湧いてきません(笑)
くそぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!
とりあえず、お金がなくてやることもないし、暑いタイでは喉が渇いて仕方がないので、歩いて宿まで帰ることにします(笑)
歩いて帰っていると、僕にトゥクトゥクドライバーがトゥクトゥクに乗らないかとしつこく誘ってきます。
しかし、全財産30バーツの僕の財布を見せると、それまで金の亡者みたいだったトゥクトゥクドライバーが何と道案内してくれました(笑)
ぼったくりもお金のない人には親切なんですね!
こうして3時間は歩き、死にそうな思いをしながら宿に着きます( ´∀` )
やっと着いた~
そこに新しく宿に来た大学生がサッカーを見に行きたいと言っています。
この日辛い思いしかしていない僕は何とか面白いことをしたいので、サッカーを見に行くことにしました!
タイのJリーグの2軍的な試合みたいです。

盛り上がっているときに、会場に行けたので無料で入れてもらえました(笑)
東南アジアのゆるいところ大好きです!
さすが、タイなので凄い盛り上がり⤴
試合が終わり飯に行くことになりました。
晩飯をどこで食うか悩んでいると、目の前に庶民の屋台がありました。
その屋台では英語のメニューは全くなく、タイ語が使えないと食事をするのは難しそうでしたが、1人で飯を食ってるおじさんが俺と一緒に食べようと誘ってきました(笑)
どうせ自分たちじゃ注文できないし、せっかく誘ってもらったので一緒に食べることにしました。
僕たちが注文する能力がないのでおじさんがランダム注文してくれます。
おじさんがガンガンと料理頼んでいくので、これは僕たちがおじさんの分まで奢るパターンなのかと薄々感じます(笑)
でも、凄いフレンドリーなおじさんで楽しかったし、タイでの食事の値段なんてたかが知れてるので奢るのも別にいいかなと思っていたんですけど、結果的におじさんが全部奢ってくれました!
おじさんは何と宝石会社の社長さん(笑)
とんでもない人と仲良くなりました(笑)
おじさんは僕たちに「君たちは俺の家族や!いつでも俺のところに連絡してこい!!」と言い、名刺まで貰いました。
さらに、俺の家に来いと言われてその宝石会社の社長さんの家まで行くことになりました(笑)
家に入るとドアを閉められ、おじさんは部屋の奥に行きます。
この流れはボコボコにされて金取られるパターンじゃね?とここで心配になり始めるが、もう遅い(笑)
拳銃を出されようが、ムキムキのムエタイ選手が出てきたとしても、戦う覚悟を決めます。
すると、おじさんの家族が出てきて、僕たちにスウェーデン産の高級ウイスキーを僕たちにくれると言います。
このおじさんは疑っていたけど、超優しいフレンドリーおじさんでした(笑)
疑ってすいません<m(__)m>
このときはもう夜遅いので、高級ウイスキーを貰ってお別れしました。
タイ人は微笑みの国というだけあって、優しい人はとことん優しいです!!
日本人の表面上の優しさと違った人間味のある優しさにぼったくりで傷つけられた僕の心は癒されました!
宿に帰り、もう寝ようとしていた矢先に泊まっている宿の人たちがゴーゴーバーに行こうと話になります(笑)
ゴーゴーバーの説明はこのサイトにあります。
bangkok-dark-night.com
日本のいかがわしいお店に行ったことのない僕は、あまり乗り気ではなかったのですが、行くしかない空気だったので行ってみました(笑)


何だここは?(笑)
この通りだけ色んな意味でヤバい雰囲気です。
クレイジーです(;'∀')
この通りでは半裸のおねーちゃんやオカマがたくさんいます(笑)
地球にはこんなぶっ飛んだ場所があるだと衝撃が走りました( ゚Д゚)
宿の仲間と集合場所を決めて夜の2時半まで散らばり各自自由行動です。
どうやって過ごしたかはご想像にお任せします(笑)
こんなアホなことをして宿に帰って寝たのが深夜の4時(泣)
こんなにも濃い一日を過ごしたのは初めてです!
タイって騙されるけど超楽しい(笑)
では、また!!
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