2017年11月12日日曜日

東南アジア旅行記⑱ カンボジア編 ~死の淵からの生還!カンボジア・ベトナム国境越え!!~

こんにちは!テリーです!!

今回はカンボジアのプノンペンからベトナムのホーチミンまでの国境越えについて書きます!

前回の記事で、僕は食中毒に発症したことを書きましたが、この日は食中毒がもっと悪化して意識が飛びかけながらベトナムへの国境を越えます(笑)

朝起きると、前日より体調が良くなっていました。

多分、ベトナムまで平気だろうと思い、ホテルをチェックアウトしてバス乗り場に行きました。

この判断がこの旅の最大の過ちと言っても過言でない状況を生み出します(笑)

バスに乗ると、カンボジアのバスなのに白人しかいません(;・∀・)

白人は暑がりなので、冬でも半袖短パンでいるぐらいですからクーラーはガンガンでめっちゃ寒いです(´;ω;`)

このバスで8時間かけてベトナムまで行くと考えるとぞっとします。

しかし、やめるわけにもいかず乗ることに。

隣の席にはイングランドからきたイギリス人が来ました。

イギリス人「How are you ?」  

テリー「I'm fine !」

イギリス人が調子はどうか聞いてきましたが、とっさに食中毒という単語が思いつかずに何を血迷ったか元気と答えてしまいました(笑)

クーラーのせいで体が寒くて、震えが止まりません。

さらに、お腹にガスが溜まってきてお腹が痛いです。

お腹がガスが腹でパンパンになってくると、体が痙攣し始めました。

ヤバい...

痙攣がひどくなり、凄まじい熱で意識がだんだんと遠くなってきます。

僕はここで人生で初めて死を覚悟しました。

僕ってここで死んでしまうのかな?

意識が遠くなっていく中で、僕は家族のことを考えました。

テリー「自分の意志を尊重して海外に送り出してくれた両親にここで死んでは親不孝ものだ!」

テリー「まだ、死ねない!てか、まだまだやりたいことある!!」

高校時代に柔道部で鍛えた精神力で何とか休憩地点まで意識を保つことに成功することができました。

休憩所で運転手に無理を言って、バスの下の荷物置き場から日本から持ってきた薬を取ることが完了。

手の震えでなかなか薬が飲めなかったのですが、とりあえず唯一持っている腹のガス止めの薬を飲みました。

正直、これで良くなるかは賭けです。

持っている薬がこれしかないので、これで良くなることを祈るだけです。

ただ、食虫毒にガス止めの薬が効くかどうかなんて全くわかりません。

しかし、奇跡が起きました。

何と、ガス止めの薬を飲むと体調が一気に良くなってきました!

痙攣と凄まじい熱が収まり、汗が体から吹き出てきたのです!

まさか、ガス止めの薬で命が助かるとは(笑)

このときの自分の判断とガス止めの薬に感謝です(笑)

てか、そもそも何でガス止めの薬を持っているかと言うと高校時代の柔道部の遠征のときにご飯の食べ過ぎでよくお腹にガスが溜まって苦しかった思い出があるからです。

ヨーロッパを旅した時もガス止めの薬を持っていたのですが、全く使うこなく終わったので、今回の旅に持っていくか悩みました。

偶然の奇跡の連続で僕は命が助かりました!

このときばかりは神様がいるんじゃないかなって思いましたね(笑)

体調良くなった来た頃にカンボジア側のイミグレーションに着きます!

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難なく、カンボジアを出国完了!

ベトナム側のイミグレーションがあると思いきや、乗務員さんが全員のパスポートを集めてどっかに行きました(笑)

よくわからいけど、食事をしてて言われたのでベトナム側のイミグレーションの近くの食堂へ。

体調がマシになったからと言っても麺類しかお腹に入りません(笑)

ちょうど、ベトナム名物フォーがあったので食べました!!

めっちゃ、旨い!!

食事を終えると乗務員さんが帰ってきてパスポートをみんなに返します。

何とパスポートを見ると、入国スタンプが押されていました(笑)

まさか、入国審査官に会わずに入国できるとは( ´∀` )

てか、ゆる過ぎやろ(笑)

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 この後、名ばかりの荷物検査!

適当に荷物をX線らしきものに通し、難なくクリア!!

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後はホーチミンへ行くだけです!!

3時間ほどバスに揺られ、ホーチミンに着きます!

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ベトナムに来ると、カンボジアでいたトゥクトゥクが一台もいません。

あれだけ、トゥクトゥクに騙されたのにいざいなくなると寂しいものです。

しかし、ベトナムにはおびただしいほどの量のバイクがあります(笑)

もはや、日本の暴走族以上の迫力です!

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 ガチでこんな感じ↑

この大群が通っている道路を自力で渡らないといけません(´;ω;`)

しかし、タイとカンボジアで信号がない道路を渡るのに慣れている僕は平気でした(笑)

ただ、初めの人は絶対渡れないと思います(笑)

とりあえず、バスから降りてゲストハウスへ!!

ゲストハウスにチェックインして、食中毒になったことを伝えるとベトナム人スタッフが薬局へ連れって行ってくれました!

薬代は何と30000ドン(150円)!

安い(笑)

本当に効くか心配でしたが、現地の薬のおかげで下痢と食欲不振以外はすぐに治りました(笑)

本当に死ななくて良かった(笑)


では、また!!

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